ハレコレHARECOLE

PR本記事はプロモーションを含みます

旅行

丹波篠山1泊2日モデルコース|城下町と窯の里は、別の駅から入る

公開: 2026-10-24 | #丹波篠山 #丹波焼 #1泊2日 #観光 #関西

丹波篠山に泊まる理由は、城下町と丹波焼の里を両方、公共交通で歩くことです。

城下町の玄関はJR篠山口駅。 丹波焼の里(今田・立杭)の玄関はひとつ南のJR相野駅で、駅前からバスで約15分です。

つまり別の駅から入り直す必要があります。

市内の予約制デマンドバス「のり~な」は予約が必須で、運行は月・火・水・金・土の8時〜16時。 木曜・日曜・祝日は動きません。 土日祝の無料循環バス「め・ぐりーん」は、2026年10月11日付で車両不具合のため当面運休です。

車がなければ1日に両方は踏めません。 1泊して、午前と午後を別の駅に割り当てるしかない土地です。

ルートマップ|このコースの動き方※位置・距離は概略のイメージです
ため池と水路JR福知山線(篠山口・相野)篠山口駅11:00 START2篠山城跡12:303大書院14:004河原町15:305宿に入る17:00 宿泊城下町08:30 START2丹波焼の里10:403兵庫陶芸美術館13:004最古の登窯15:00相野駅16:30 GOAL1日目のルート2日目のルートJR福知山線(篠山口・相野)N

予約と曜日で決まること

2日に分けると、曜日と予約が行程を決めます。先に置きます。

  • デマンドバス「のり~な」は乗車希望日の6日前から予約します。 運行は月・火・水・金・土の8時〜16時で、木・日・祝は運休。 乗降場所は計約400カ所(東部約170・西部約230)ですが、市の案内に観光客向けの記述はありません。 16時以降も動きません。予約の受付と運行日は市公式で確かめてください
  • 「め・ぐりーん」は土日祝のみの運行で定員6名。2026年10月11日付で当面運休の告知が出ています。 週末に城下町へ公共交通で入るなら、駅から先は徒歩・タクシー・レンタサイクルです
  • 兵庫陶芸美術館は大規模改修工事中で、駐車場の一部と展望デッキが利用できません (2026年7月9日付の告知)。2日目の軸なので、出発前に状況を確かめてください
  • 黒枝豆の解禁は、2026年は10月8日(木)から。市公式観光サイトの告知は10月25日までで約20日間です。 販売は市内約70カ所、収穫体験は約15カ所。解禁前は「売らない・買わない」の申し合わせがあります
  • 10月は味まつり月間(10月1日〜31日)と丹波栗フェア(9月21日〜11月3日)が重なり、道路が混みます
  • ぼたん鍋は11月中旬の狩猟解禁から。旬は12月初旬〜年末で、3月中旬まで食べられる場合があります。 夏と初秋の宿では成立しません
  • 2026年11月28日(土)は夜間の集中保守工事で、新三田〜篠山口の下り深夜2本 (丹波路快速と快速)が運休し、区間各駅で代行バス輸送になります。 この日に遅く着く組み方は避けてください
  • デカンショ祭は毎年8月15日・16日、篠山城跡です
  • 春日神社能舞台は耐震補強の修理が行われました(修理現場見学会は2023年10月28日)。 公開状況は事前に確かめてください

1日目

  1. 11:00

    篠山口駅に着く移動

    大阪駅から約1時間10分、京都駅からは約2時間。京都からは車で約60分のほうが速い位置関係です。

  2. 11:40

    城下町に入る移動

    土日祝の無料循環バス「め・ぐりーん」は定員6名で、2026年10月11日付で当面運休です。駅から先は徒歩・タクシー・レンタサイクルになります。

  3. 12:30

    篠山城跡を歩く

    慶長14年(1609)の天下普請で築かれた城です。縄張奉行は藤堂高虎、普請総奉行は池田輝政。約19haで馬出が3カ所にあります。

  4. 14:00

    大書院と歴史美術館を見る移動

    大書院は昭和19年に焼失し平成12年に復元。歴史美術館は明治期の裁判所建築を昭和57年に改装した館で、法廷で裁判官の体験ができます。

  5. 15:30

    河原町の通りを歩く移動

    篠山伝統的建造物群保存地区は約40.2ha、平成16年12月10日選定。河原町はその7町のひとつです。

  6. 17:00

    宿に入る

    宿は城下町の町なかに集まります。相野駅側の窯の里にはほとんどありません。

  7. 19:00

    夜は盆地の米とぼたん鍋

    市公式観光サイトは米を「東の魚沼、西の篠山」と称します。猪の狩猟解禁は11月中旬からで、脂が乗る旬は12月初旬〜年末です。

2日目

  1. 08:30

    朝の城下町を歩く

    保存地区は約40.2ha、7町が入ります。店が開く前の通りを歩けるのが、町なかに泊まる側の取り分です。

  2. 10:00

    相野駅へ移動する移動

    城下町の玄関は篠山口駅ですが、丹波焼の里の玄関はひとつ南の相野駅です。相野は大阪駅から約50分の位置にあります。

  3. 10:40

    丹波焼の里に入る移動

    相野駅前からウイング神姫の路線バスで約15分です。車なら三田西ICから約15分、丹南篠山口ICから約20分。

  4. 11:00

    立杭の窯元を歩く

    丹波焼は平安時代末期から鎌倉時代初めの発祥とされる六古窯のひとつ。窯元の軒数は市公式が約60軒、組合が五十軒で食い違います。

  5. 13:00

    兵庫陶芸美術館を見る移動

    所蔵の丹波焼657点が平成30年3月8日に県指定です。大規模改修工事中で、駐車場の一部と展望デッキが利用できません(2026年7月9日告知)。

  6. 15:00

    最古の登窯を見る移動

    現存最古の登窯は明治28年(1895)に今田町で築かれたもの。丹波立杭登窯は昭和48年3月9日に県指定民俗文化財です。

  7. 16:30

    相野駅から帰る移動

    大阪駅まで約50分です。デマンドバス「のり~な」は16時で止まり、木・日・祝は運休するので、集落側の移動は早めに済ませます。

  8. 時刻は目安です。列車やバスのダイヤは改正で変わるため、出発前に各社の時刻表でお確かめください。

なぜ1日目が城下町で、2日目が窯の里か

順番に理由があります。

宿は城下町の町なかに集まります。相野駅側の窯の里には宿がほとんどありません。 だから1日目の夕方には城下町へ入っていないと、泊まる場所に着けません。

逆にすると、初日に相野駅から立杭へ入り、夕方に鉄路で篠山口まで北上して城下町へ戻ることになります。 同じ区間を2度乗るうえ、着くのは店が閉まったあとの通りです。

2日目に相野へ出るもう1つの理由は帰り道です。 相野は篠山口のひとつ南、大阪駅から約50分の位置にあります。 窯の里を見て、そのまま大阪方面へ下れます。

そしてデマンドバスが16時で止まり、木・日・祝は運休する土地です。 集落側の移動は午前から午後の早い時間に寄せたほうが安全です。

城下町に泊まると、通りが2回使える

40.2haという面積が、泊まる理由をつくります。

篠山伝統的建造物群保存地区は約40.2ha。 東新町・西新町・南新町・北新町・河原町・小川町と立町の一部の7町が入ります。

歩いて回る広さなので、昼の数時間だけだと城跡と通り1本で終わります。

町なかに泊まると、同じ通りを夕方と朝の2回歩けます。 朝は店が開く前です。見るものは同じで、人の数だけが違う。

馬出が3カ所ある城は、出入口を押さえる城

1日目の軸は篠山城跡です。

築城は慶長14年(1609)、命じたのは徳川家康です。 縄張を藤堂高虎、普請の総奉行を池田輝政が受け、諸大名が加わる公儀(天下)普請で建ちました。

約19haの城跡が国史跡になったのは昭和31年(1956)12月28日。 堀は内と外の二重で、馬出は北(大手)・東・南に1つずつ、合わせて3カ所あります。

馬出の数は、守る方向の数です。 京都と山陰・播磨をつなぐ道が、この盆地の出入口を通ります。

標高205mの盆地は囲まれているので、出入口が少ない。 そこを押さえる城だから、通り道の側に馬出が並びます。

城跡を先に歩くと、翌日に相野へ回る動き方が「盆地の出入口を1つ使う」ことだと分かります。

1日目に入る大書院は、昭和19年(1944)に焼けたあと平成12年(2000)に復元された建物です。

盆地底の水と粘土が、豆と窯に分かれた

これが2日を1本につなぐ話です。

黒大豆の畑は、水の乏しい盆地底の湿田から始まりました。 犠牲田をつくって水を抜き、乾いた土に高い畝を立てて植える「乾田高畝栽培」です。

約300年前からの栽培で、約200年前に豪農大庄屋の波部六兵衛と継嗣の本次郎らが 在来種から優良な種子を選抜しました。 灰小屋で粗朶や落ち葉を焼く灰肥料の地域循環とあわせ、 令和3年(2021)2月19日に日本農業遺産に認定されています。

同じ盆地底の粘土が、もう一方の名物になりました。 日本六古窯に数えられる丹波焼は、平安時代末期から鎌倉時代の初めの発祥とされます。 慶長16年(1611)頃に入ったのが朝鮮式半地上の登り窯と蹴りロクロ。 呼び名の「古丹波」は、創世期から江戸時代末期までの約700年分の作品を指します。

同じ土から、食べるものと焼くものが出た。 1日目に豆と米を食べ、2日目に器を見る順番にしているのはこのためです。

窯の里で見る数字

2日目に相野駅から向かう先の数字を押さえます。

現存最古の登窯は、明治28年(1895)に今田町で築かれたものです。

丹波立杭窯の作窯技法は昭和32年(1957)3月30日に国の無形文化財として選択され、 丹波立杭登窯は昭和48年(1973)3月9日に県指定民俗文化財(1基)、 丹波焼古窯跡は昭和46年(1971)4月1日に県指定史跡(1基)になっています。

古丹波コレクション312点が昭和48年3月9日、 兵庫陶芸美術館所蔵の丹波焼657点が平成30年(2018)3月8日に県指定です。

窯元の軒数は資料で食い違います。 市公式観光サイトと市のモデルコースは約60軒、丹波立杭陶磁器協同組合のサイトは五十軒。 約50〜60軒と見ておけば足ります。

美術館は大規模改修工事中で、駐車場の一部と展望デッキが使えません。 建物の外の眺めを当て込まず、所蔵品と窯元のほうに時間を振ってください。

2日分の中身が、まとめて認定されている

この2日で見るものは、別々の制度で同時に評価されています。

1日目に歩く城跡は、日本遺産の構成文化財です。 「丹波篠山デカンショ節-民謡に乗せて歌い継ぐふるさとの記憶」が 2015年4月の第一号認定のひとつに入り(市公式は4月21日と記載)、 デカンショ祭や翁神事、大国寺とともに篠山城跡が並んでいます。

2日目の立杭は別の枠です。 平成29年(2017)4月28日に認定された 「きっと恋する六古窯-日本産まれ日本育ちのやきもの産地」で、 瀬戸・越前・常滑・信楽・丹波・備前の6産地が対象になりました。

加えて2015年12月11日には、ユネスコ創造都市ネットワークの 「クラフト&フォークアート都市」として加盟が認定されています。

1日目の祭りと2日目の窯が、別の枠で同じ理由で選ばれているということです。

動かせる時間の制約

時刻と曜日に縛られる部分を並べます。

  • 鉄道はJR福知山線。大阪駅から篠山口駅まで約1時間10分、新大阪から約1時間20分、 尼崎から約1時間10分、京都から約2時間、東京から約4時間
  • 丹波焼の里の最寄りはJR相野駅で、大阪駅から約50分。 駅前からウイング神姫の路線バスで約15分です
  • 車なら三田西ICから約15分、丹南篠山口ICから約20分、中国自動車道の滝野社ICから約30分。 兵庫陶芸美術館の敷地内駐車場は普通車58台ですが、改修工事で一部が使えません
  • 市内へは大阪市内から約60分、京都市内から約60分、神戸市内から約90分です
  • コミュニティバス「ハートラン」は平日のみ。 A・B・Cルートと火打岩線乗合タクシーは令和6年(2024)10月31日と 令和7年(2025)10月27日に順次終了し、「のり~な」に置き換わりました
  • 篠山口〜福知山間は複線化されていません。市は早期複線化を要望しています (要望母体は昭和39年結成、昭和62年に改称)。本数に制約があります
  • 福住は城下町の東で、約25.2haの宿場町・農村集落です。 公共交通では行きにくいので、車がある場合の選択になります
  • 市域は377.59km²、人口39,611人、1km²あたり104.9人。 城下町・立杭・福住が分散しているので、どれを捨てるかを先に決めるほうが早いです

1日目の夕食が、2日目の予習になる

食べるものも盆地から出ています。

市公式観光サイトは米を「東の魚沼、西の篠山」と称し、 理由を「昼夜の温度差からデンプンが育まれる」と説明しています。 黒枝豆・黒大豆についても「気候風土により大粒で強い粘りが生まれる」としています。

ぼたん鍋は猪です。四方を山に囲まれた地形で獲れます。 狩猟解禁は11月中旬、脂が乗る旬は12月初旬〜年末で、3月中旬まで食べられる場合があります。

秋の皿なら丹波栗が9月下旬〜10月中旬、天内芋が9〜10月。 天内芋は篠山藩への献上品だった在来の芋で、2015年に復興活動が始まりました。 山の芋は10月終わり〜12月初旬、新米は9月上旬〜中旬です。

味間地区は丹波茶の産地で、紅葉の名所の大国寺があります (本堂は重要文化財、昭和36年12月27日指定)。

そして盛る器が立杭のものなら、1日目の夕食が2日目の予習になります。

持ち帰るのは、熟した豆と栗

枝豆として食べる黒枝豆は、解禁から約20日間の生ものです。

持ち帰りに回るのは、同じ豆を熟させて乾かした黒大豆と、煮上げた黒豆煮、そして丹波栗です。

乾いた豆は年末から年始の煮豆の材料になります。 1泊すると、夕食で豆を食べてから翌日に豆を買う、という順番にできます。

丹波栗は皮をむいて冷凍したものがあります。 生の栗より扱いが軽く、旬を外しても手に入ります。

500g 冷凍食品 新栗 高級 希少 国産 剥き栗 栗お土産 栗スイーツ ご当地グルメ お取り寄せ 栗ご飯 甘露煮

500g 冷凍食品 新栗 高級 希少 国産 剥き栗 栗お土産 栗スイーツ ご当地グルメ お取り寄せ 栗ご飯 甘露煮

¥4,500丹波栗 焼き栗 和菓子【丹波の幸】・2026-10-23時点

瓶・箱ものは配送が安心。旅先で身軽に動けます。

楽天で見る
[京都丹波黒豆専門店] 夜久野物産 丹波篠山産 丹波黒大豆 200g ~ 令和7年産 新豆 丹波黒豆 大粒 2L 10mm 丹波の王粒 黒豆 レシピ付き 乾燥豆 生豆 希少 丹波の黒豆 産直 高級黒豆 黒大豆 ふっくら 柔らか もちもち たんぱく質 栄養豊富 健康 ギフト おせち お正月 煮豆 料理

[京都丹波黒豆専門店] 夜久野物産 丹波篠山産 丹波黒大豆 200g ~ 令和7年産 新豆 丹波黒豆 大粒 2L 10mm 丹波の王粒 黒豆 レシピ付き 乾燥豆 生豆 希少 丹波の黒豆 産直 高級黒豆 黒大豆 ふっくら 柔らか もちもち たんぱく質 栄養豊富 健康 ギフト おせち お正月 煮豆 料理

¥1,900丹波黒豆専門店 Yakuno Beans Shop・2026-10-23時点

瓶・箱ものは配送が安心。旅先で身軽に動けます。

楽天で見る

※価格は取得時点の目安です。最新の価格・送料はリンク先でご確認ください。

宿は城下町の町なかに取る

泊まる場所で、翌日に動ける方向が決まります。

宿の多くは城下町の町なかにあり、あとは市内の集落側に散っています。 窯の里のある相野駅側には、ほとんどありません。

だから城下町に取るのが基本です。 夕方と朝に通りを歩けて、翌日は篠山口駅から相野駅へ1駅下るだけで窯の里に入れます。

集落側の宿を選ぶ場合は、デマンドバスが予約制で木・日・祝は運休という条件を先に確かめてください。 車があるかどうかで選ぶ範囲が変わります。

tanoshic resort 西紀荘

丹波篠山

tanoshic resort 西紀荘

★3.87¥5,400〜/人(2026-09-21時点)

丹波篠山の奥座敷 ジビエ、温泉と自然豊かな環境で心と身体の満足を。

楽天トラベルで見る
グランヴィリオホテル丹波篠山 和蔵-ルートインホテルズ-

丹波篠山

グランヴィリオホテル丹波篠山 和蔵-ルートインホテルズ-

★4.52¥9,500〜/人(2026-09-21時点)

天然温泉大浴場完備!グランヴィリオホテル丹波篠山OPEN!

楽天トラベルで見る
篠山城下町ゲストハウスquolo

丹波篠山

篠山城下町ゲストハウスquolo

¥5,800〜/人(2026-09-21時点)

築100年以上の元米問屋をリノベし、旅人同士の交流が楽しめる暮らすように泊まれる古民家ゲストハウス。

楽天トラベルで見る

※料金は取得時点の最低料金の目安です。プラン・日程により変わります。

服装と持ち物

  • 2日で城下町と窯の里を歩きます。歩けるきれいめスニーカーで
  • 循環バスが当面運休です。1日目の移動は徒歩前提で考えてください
  • 窯元は坂と砂利の道があります。滑りにくい靴底で
  • 標高205mの盆地です。朝と夜は冷えるので羽織りものを1枚
  • 器を買うなら、割れ物を包むものを1つ。荷物が増えます
  • ぼたん鍋の季節に行くなら、山あいの夜のぶんを1枚多めに

あわせて読みたい

← 旅行の記事一覧へ