PR本記事はプロモーションを含みます
旅行
酒田・庄内日帰りモデルコース|「西の堺、東の酒田」と書かれた港
公開: 2026-10-23 | #酒田 #庄内 #日帰り #観光 #東北
酒田市は山形県の北西、庄内平野の北にある港町です。
新潟から特急いなほで2時間半前後。
この町には江戸時代の日本の経済を示す言葉があります。
「西の堺、東の酒田」です。
「西の堺、東の酒田」は西鶴が書いた
この言葉の出どころがはっきりしています。
井原西鶴の『日本永代蔵』に書かれたものです。
堺は当時の日本でもっとも栄えた商業都市でした。 そこと並べて書かれたということです。
いまの酒田は静かな町です。 人口も多くありません。
それでも江戸時代には、堺と並べて語られる港でした。
このことを知って町を歩くと、 なぜこの規模の倉庫があるのかが分かります。
なぜ酒田が栄えたのか
理由は航路です。
西廻り航路が開かれたとき、酒田港が海運と河川輸送の要衝になりました。
西廻り航路というのは、 酒田から日本海を下って、下関を回って大阪へ行く航路です。
そして酒田には最上川があります。
- 最上川で山形の内陸から米を運んでくる
- 酒田港で船に積み替える
- 日本海を下って大阪へ運ぶ
つまり川と海の乗り換え地点だったということです。
だから栄えました。 地形が経済を決めたという例です。
1日の流れ
- 10:00
酒田駅に着く移動
新潟から特急いなほで2時間半前後。庄内平野の北にある港町です。
- 10:40
山居倉庫を見る移動
明治26年(1893年)に建てられた米の倉庫です。旧藩主の酒井家が14棟を建て、いまも12棟が残ります。
- 11:30
欅並木の裏側を歩く
倉庫の裏に欅が並んでいます。夏の日差しと西風から米を守るために植えられたものです。
- 13:00
最上川の河口を見る移動
山形県を横切って日本海に出る川です。この河口が北前船の積み出し口でした。
- 14:00
日和山公園へ移動
港を見下ろす丘の公園です。船の出入りを見るための場所で、方角石と木造の灯台が残ります。
- 15:30
庄内平野を見る移動
米の産地です。鳥海山から流れる水と最上川が作った平野になります。
- 17:00
帰る移動
羽越本線は本数が限られます。戻る便を先に確かめてください。
- 時刻は目安です。列車やバスのダイヤは改正で変わるため、出発前に各社の時刻表でお確かめください。
山居倉庫は14棟建てられ、12棟が残る
山居倉庫は米の倉庫です。
数字で押さえます。
- 明治26年(1893年)に建てられた
- 旧藩主の酒井家が14棟を建てた
- いまも12棟が残る
明治26年という年が効いています。
江戸時代ではありません。 明治になってから建てられた倉庫です。
つまり明治になっても、ここは米の集積地だったということです。
そして旧藩主の酒井家が建てたという点も重要です。 藩がなくなったあとも、旧藩主が米の商いに関わっていました。
欅並木は米を守るために植えられた
倉庫の裏に欅が並んでいます。
これが山居倉庫でいちばん写真に撮られる場所です。
ただし景観のために植えたのではありません。
理由は米です。
- 夏の日差しを遮る
- 日本海からの西風を防ぐ
米を守るために植えられた並木です。
倉庫は土蔵ですが、それでも夏の日差しで中の温度が上がります。 木陰を作れば、温度が下がります。
用途から生まれた風景です。 だから倉庫の裏側に並んでいます。
表ではなく裏に木があるのは、 西風が来る方向だからです。
最上川の河口が積み出し口だった
午後に見るのが最上川の河口です。
山形県を横切って日本海に出る川です。
ここが北前船の積み出し口でした。
川の水を見ていると、 これが山形の内陸から流れてきた水だと分かります。
そしてその水に乗って米が運ばれてきました。
いまは船が通りません。 ただ、川幅と河口の広さを見ると、 ここが港として使われていた理由が分かります。
日和山公園は船を見るための丘
日和山公園は港を見下ろす丘にあります。
名前が機能を示しています。
「日和」は天候のことです。
つまり船を出すかどうかを判断するために、 天候と海を見た場所です。
公園には、
- 方角石(風向きを見る石)
- 木造の灯台
が残っています。
方角石というのは、 石の上に方角が刻まれていて、風向きを読むための道具です。
帆船の時代は、風向きで船が出せるかどうかが決まりました。 だから丘に上がって風を読みました。
丘・方角石・灯台がそろっているのは、 ここが航海のための施設だったということです。
庄内平野は米の産地
酒田の内陸に広がるのが庄内平野です。
米の産地です。
地形で言うと、 鳥海山から流れる水と最上川が作った平野になります。
火山の裾野から流れる水はミネラルを含みます。 そして最上川が土を運んで平野を作りました。
だから米が育ちます。
- 山から水が来る
- 川が土を運ぶ
- 平野ができて米が育つ
- その米を川で運んで、港から船で出す
酒田が栄えた理由が全部つながっています。
倉庫 → 河口 → 平野という順に見ると、 この連鎖が分かります。
羽越本線は本数が限られます
実務の注意です。
JR羽越本線は本数が限られます。
新潟から酒田まで特急で2時間半ですが、 特急の本数も限られます。
戻る便を先に確かめてください。
庄内平野を見るなら車があるほうが確実です。 行く前に時刻を確認してください。ダイヤは変わります。
お土産は庄内の米とだだちゃ豆
庄内の米が土地のものです。
だだちゃ豆は庄内の枝豆です。 生は時期が限られますが、加工品があります。
日本海の魚もこの土地のものです。
つや姫 2kg 山形県産 白米 胚芽米 玄米【沖縄・離島+2300円】米 お米 コメ 庄内米 酒田
¥2,280山形農芸 楽天市場店・2026-10-23時点
帰宅日に合わせて届くよう注文しておくと受け取りがスムーズ。
楽天で見る※価格は取得時点の目安です。最新の価格・送料はリンク先でご確認ください。
泊まると朝の山居倉庫が静かです
このコースを泊まりにする意味は朝の倉庫です。
朝は人がいません。
12棟の倉庫と欅並木だけの風景になります。
そして酒田は日本海側です。 夕日が海に落ちます。
酒田の宿は駅と港の周りに集まります。

酒田・庄内
ホテルアルファーワン酒田
★3.86¥6,000〜/人(2026-09-21時点)
JR酒田駅徒歩約1分!県産はえぬきと郷土料理のご朝食・各階電子レンジ・全室Wi-Fi・駐車場無料
詳細を見る楽天トラベルで見る※料金は取得時点の最低料金の目安です。プラン・日程により変わります。
服装と持ち物
- 倉庫と河口、丘の公園を歩きます。歩けるきれいめスニーカーで
- 日本海からの西風が強いです。羽織りものと、飛ばされない帽子を
- 河口は日陰がありません。夏は帽子を
- 冬は雪が積もり、風が強いです。防風の上着を
