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旅行
横手・湯沢1泊2日モデルコース|雪が深いから、蔵を建物の中に入れた
公開: 2026-10-23 | #横手 #増田 #1泊2日 #観光 #東北
横手に泊まる理由は内蔵です。
増田の内蔵は、建物の内部にある蔵です。
中に入らないと見られません。
400mの通りに、40棟を超える内蔵があります。 これを回るには時間がかかります。
かまくらは2月だけです
先に実務を書きます。
横手のかまくらは2月の行事です。
- 450年を超える歴史がある
- 水神様を祀る行事
- もとは旧暦の14日に行われていた
- 1954年(昭和29年)から「雪まつり」として2月15日に行われている
いまの規模は、
- かまくらが約60基
- ミニかまくらが3,500
- 18時から21時にろうそくの灯りが入る
つまりそれ以外の時期に行っても、かまくらはありません。
かまくらが目的なら2月に行ってください。
1日目
- 11:00
横手駅に着く移動
秋田から奥羽本線で1時間半前後。横手盆地の南にある町です。
- 11:40
横手焼きそばを食べる
太い麺に目玉焼きをのせ、福神漬けを添えるのが横手の形です。店ごとにソースが違います。
- 13:30
増田へ移動
横手市の南東にある町です。江戸期から人と物が行き交う拠点として栄えました。
- 14:00
内蔵を見る
商家の建物の内部に蔵があります。400mの通りに40棟を超える内蔵が残っています。
- 16:00
中七日町通りを歩く
2013年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された通りです。
- 18:30
宿に入って秋田の料理移動
秋田は米と日本酒、いぶりがっこの土地です。盆地なので冬は雪が深くなります。
2日目
- 08:30
横手城跡に上がる移動
横手盆地を見下ろす丘にあります。朝は空気が澄んでいて、盆地の形が見えます。
- 10:30
かまくらの会場を歩く移動
2月は60基ほどのかまくらと3,500のミニかまくらが並びます。それ以外の時期は広場と川沿いの道です。
- 11:30
水神様の話を聞く
かまくらは450年を超える歴史があり、水神様を祀る行事です。昭和29年から2月15日に行われています。
- 13:00
2軒目の焼きそばを食べる
店ごとにソースと麺が違います。1泊なら2軒で食べ比べられます。
- 15:00
横手駅から帰る移動
奥羽本線は本数が限られます。帰りの便は朝に決めておいてください。
- 時刻は目安です。列車やバスのダイヤは改正で変わるため、出発前に各社の時刻表でお確かめください。
増田は400mの通りに40棟を超える内蔵がある
増田は横手市の南東部にあります。
江戸期から人と物が行き交う交易の拠点として栄えました。
ここにあるのが内蔵です。
- 400mの通りに、40棟を超える内蔵が残っている
- 中七日町通りの町並みと蔵が、 2013年12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された
「内蔵」とは建物の中にある蔵
ここが増田の独特な点です。
内蔵というのは、 商家の建物の内部にある蔵です。
ふつう蔵は建物の外にあります。 母屋とは別に、独立した土蔵を建てます。
増田は違います。 母屋の内側に、蔵が入っています。
外から見えません。
通りを歩いても、ただの商家の建物です。 中に入って、奥へ進むと蔵がある。
なぜ中に入れたのか
理由は雪です。
横手盆地は雪が深いです。
外の蔵に行くには、雪をかき分けて出ることになります。 冬は毎日それをやることになります。
だから建物の中に蔵を入れました。 屋根の下で蔵に行ける形です。
見えない場所に凝った造りがある
ここがこの町のいちばん面白いところです。
内蔵は手が込んでいます。
外から見えないのに、 凝った造りのものが多く残っています。
扉の金具、梁の組み方、漆の仕上げ。 見せるためではないのに、丁寧に作られています。
これは富の形です。
通りに向かって飾るのではなく、 自分の家の奥に作った。
雪が建築を決め、 その建築が富の見せ方を決めたということになります。
1日目にここに時間を取ってあるのは、 1軒では分からないからです。 何軒か入ると、造りの違いが見えてきます。
見学できる内蔵は限られます
実務の注意です。
内蔵は個人の家です。
公開されているものと、されていないものがあります。
見学できる軒数と時間が決まっています。 行く前に公開されている内蔵を確かめてください。
通りを歩くだけでは、内蔵は見られません。 中に入らないと意味がない町です。
靴を脱いで上がります。脱ぎ履きしやすい靴で来てください。
2日目の朝、横手城跡から盆地を見る
2日目の朝に横手城跡へ上がるようにしてあります。
横手盆地を見下ろす丘にあります。
朝は空気が澄んでいて、盆地の形が見えます。
ここで分かることがあります。
横手盆地は山に囲まれています。
だから、
- 冬に雪が溜まる
- その雪が春に水になって、米を育てる
増田の内蔵も、かまくらの水神様も、 この盆地の雪から来ています。
上から見ると、それが1つにつながります。
かまくらは2つの行事が合わさったもの
成り立ちが記録されています。
かまくらの起源は、 2つの違う行事が融合したものです。
- 武家町(内町)で、旧暦14日に行われた「どんど焼き」
- 商人町(外町)で、15日に行われた水神祭
この2つが1897年ごろに合わさりました。
ここが面白いところです。
武士の町の火の行事と、 商人の町の水の行事が1つになりました。
火と水です。
雪のかまくらの中に水神様を祀り、ろうそくの火を灯す。 これは2つの行事が混ざった形がそのまま残っています。
なぜ水神様なのか
雪は春になると雪解け水になります。 その水で米を作ります。
つまり雪は水の形を変えたものです。
だから雪で作った小屋のなかに水神様を祀るという形になりました。
雪を迷惑なものとして扱うのではなく、 水の恵みとして祀る。
これが450年続いてきた理由です。
焼きそばは2軒で食べ比べる
横手の食べ物が横手焼きそばです。
形が決まっています。
- 太い麺
- 目玉焼きをのせる
- 福神漬けを添える
この3つが横手の形です。
ただし店ごとにソースが違います。
1泊なら2軒で食べ比べられます。
同じ形で味が違うのは、 町の店が各自で作ってきたからです。 1つのレシピを守る料理ではありません。
秋田の料理といぶりがっこ
秋田は米と日本酒の土地です。
いぶりがっこは秋田の漬物です。 大根を囲炉裏の煙で燻してから漬けるという作り方です。
これも雪の土地の食べ物です。 冬に外で干せないので、家の中で煙で乾かしました。
内蔵と同じ理屈です。 外が使えないから、中で済ませる。
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宿は横手の街に集まる
横手の宿は駅の周りに集まります。
これが位置として効きます。
- かまくらの会場: 駅から歩ける
- 横手城跡: 駅から近い丘
- 増田: バスか車で30分ほど
駅を起点にすると、2日目が動きやすいです。
増田に泊まる形もありますが、宿の数が限られます。

横手・湯沢
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服装と持ち物
- 増田の通りと内蔵を歩きます。靴を脱いで上がります。脱ぎ履きしやすい靴で
- 歩けるきれいめスニーカーで足ります
- 2月のかまくらは夜です。防寒を厚めに。足元の防水が必須です
- 盆地なので夏は暑く、冬は雪が深いです
- 城跡は丘を上がります。冬は滑りにくい靴で

