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旅行

こんぴら初詣2泊3日|大晦日に785段、元日に1368段

公開: 2026-10-18 | #金刀比羅宮 #こんぴら #初詣 #年末年始 #2泊3日 #周遊

2026年12月29日(火)から2027年1月3日(日)までは6連休です。 6日あると、2泊3日をどこに置くかを選べます。選び方で初詣の混み方はかなり変わります。 ここでは12月31日(木)から1月2日(土)の3日間を取りました。大晦日の日中に785段を登り、元日に奥社へ向かい、最終日は帰り道に沿って善通寺と栗林公園に寄る組み立てです。

先に断っておきたいことがあります。三が日の参拝時間・交通規制・臨時列車は毎年あらためて告知されるもので、本稿を書いている2026年10月の時点で2027年正月ぶんの案内はまだ出ていません。 以下に書いた正月の時間は、金刀比羅宮が公表した前年(令和8年の正月)の時間表によるものです。年が変われば前後します。出発前に、その年の告知を必ず見てください。

ルートマップ|このコースの動き方※位置・距離は概略のイメージです
瀬戸内海JR土讃線JR予讃線ことでん琴平線JR琴平駅 START2中野うどん学校 琴平校昼3大門午後4旭社5御本宮(785段)6こんぴら温泉郷に泊まる夜 宿泊こんぴら温泉郷の宿 START2緑黛殿の大階段7:10頃3御本宮と授与所朝4奥社(厳魂神社)5門前町午後6同じ宿にもう一泊夜 宿泊JR琴平駅 START2善通寺駅3善通寺4多度津駅5高松駅栗林公園 GOAL1日目のルート2日目のルート3日目のルートJR土讃線N

1日目|大晦日に琴平へ入り、人の山が来る前に785段を登る

  1. JR琴平駅に着く移動

    ことでんの琴電琴平駅でも同じ町に入れます。参道の店は坂と石段の途中に並ぶので、荷物を持って歩く区間を減らしておくと後が楽です。

  2. こんぴら温泉郷の宿に荷物を置く

    宿は石段のふもとに集まっています。2泊とも同じ宿なので、荷解きは初日の一度きりで済みます。

  3. 昼

    中野うどん学校 琴平校でうどん打ち体験

    飛び込みでは入れず、2名以上の予約から受け付ける体験です。開校は午前9時から午後3時、所要は体験だけなら約50分、打った一杯をその場で食べるなら約80分。年末年始の営業は公式に記載がないので電話(0877-75-0001)で確かめてください。

  4. 午後

    大門から785段の石段へ

    境内の入口にあたる大門は、前年は12月31日の午前6時に開いてから1月3日の午後8時まで開いたままでした。

  5. 旭社で息を整える

    参道には杖を貸してくれる店もあります。石段の日陰は冬に凍ることがあり、手すりをつかむ場面も出てきます。

  6. 金刀比羅宮 御本宮(785段)

    門前町から御本宮までが785段で、ゆっくり1時間を見ておくと余裕があります。前年は12月31日の午前7時に御扉が開き、そのまま元日の午後7時まで通して開いていました。御祈祷の受付は通常午後4時半で締まります。

  7. 夜

    こんぴら温泉郷の宿で年を越す

    前年は元日の午前0時に御本宮で歳旦祭が斎行され、その時刻も御扉は開いていました。深夜に785段を登り直すか、湯に浸かって宿で年をまたぐかは、その夜の脚と冷え方を見てから決めるほうが現実的です。

初日は大晦日の日中に御本宮までを済ませてしまいます。 そう組む理由は前年の時間表にあります。御本宮の御扉は12月31日が午前7時に開き、そのまま元日の午後7時まで通して開いていました。授与所も31日の午前8時半から同じく元日の午後7時までです。境内の入口にあたる大門は、31日の午前6時に開いてから1月3日の午後8時まで開いたままでした。 つまり大晦日は、元日と同じ時間帯の設備が動いているのに、人出の山はまだ来ていない時間帯が日中に残っています。

動き方は単純です。JR琴平駅かことでんの琴電琴平駅に着いたら、まず宿に荷物を置いて身軽になります。参道の店は坂と石段の途中に並ぶので、荷物を持って歩く区間を減らしておくと後が楽です。 昼は門前の中野うどん学校 琴平校でうどん打ち体験を挟む手があります。ただし飛び込みでは入れません。公式は2名以上の予約から受け付ける形で、要予約の体験です。開校時間は午前9時から午後3時まで、所要は体験だけなら約50分、打った一杯をその場で食べるなら体験約50分に食事約30分を足して約80分を見ておきます。石段785段を午後に残す日なので、この30分の差は効きます。 もうひとつ、公式サイトには年末年始の営業や休業の記載がありません。大晦日に開校しているかは書かれていないので、この日に組むなら事前に電話(0877-75-0001)で営業と予約を確かめてください。予約を受け付け始める時期の案内も、体験のページと予約フォームで書き方が違います。電話のほうが確実です。 休みだった場合の代わりも決めておきます。三が日の門前は飲食店の休みが読みにくいので、宿に昼食を頼めるか、参道の店をいくつか当たっておくか、どちらかを先に押さえておくと初日の昼が空きません。

午後が石段です。門前町から御本宮までが785段で、大門や旭社で息を整えながらゆっくり1時間を見ておくと余裕があります。参道には杖を貸してくれる店もあります。通常の授与所は午前8時半から午後5時まで、御祈祷の受付は午後4時半で締まります。

判断材料をひとつ。金刀比羅宮に駐車場はなく、公式の案内は町内の駐車場に置いて歩く前提になっていて、片道で1時間ほどと書かれています。前年は12月31日から1月3日にかけて琴平町が臨時駐車場を開き、あわせて交通規制もかかりました。車で向かうなら、その年の町の告知を先に読んでおいてください。石段の日陰は冬に凍ることがあり、手すりをつかむ場面も出てきます。

讃岐の手みやげは登ったあとにまとめる

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1日目の夜|こんぴら温泉郷に2泊して年を越す

宿は2泊とも同じ場所に置きます。 こんぴら温泉郷の宿は石段のふもとに集まっていて、参道入口に近いほど翌朝の動きが軽くなります。この旅は3日間で1500段以上を上り下りするので、湯のある宿の価値が素直に効いてきます。荷解きが初日の一度きりで済むのも、正月の慌ただしさの中では効きます。

年越しの過ごし方は二択で考えておくと迷いません。前年は元日の午前0時に御本宮で歳旦祭が斎行され、その時刻も御扉は開いていました。深夜に785段を登り直して年明けの境内に立つか、湯に浸かって宿で年をまたぎ、翌朝に備えるか。前日に785段を登った脚と、その夜の冷え方を見てから決めるほうが現実的です。

注意点もあります。琴平は宿の数そのものが多い町ではなく、年末年始は早い段階で埋まります。日程が決まったら部屋の条件より先に日付を押さえてください。大晦日と元日は門前の飲食店の休みが読みにくいので、夕食つきの部屋が残っていればそちらのほうが結果として楽です。

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2日目|元日の初日の出から、1368段の奥社へ

  1. こんぴら温泉郷の宿を出る

    朝いちばんを御本宮に充てるのは、開門時刻の制約ではなく、照明のない森の山道を暗いうちに歩かないためです。

  2. 7:10頃

    緑黛殿の大階段で初日の出

    前年の案内によれば、元日の午前7時10分頃に境内の緑黛殿の大階段から初日の出が見られます。天気が良ければ、という条件つきです。

  3. 朝

    御本宮と授与所

    初日の出を見て、そのまま御本宮へ入り、授与所で新年の授与品を受けます。前年は元日の午前0時から授与が始まる限定の品もありました。

  4. 奥社(厳魂神社)まで1368段

    山道が見えるだけ明るくなってから向かいます。御本宮から先は森の中の山道で、石段の数は合計1368段。往復2時間ほどを見ておくと無理がありません。断崖の社殿からは琴平の町と讃岐平野が見渡せます。

  5. 午後

    門前町と湯で休む

    きついと感じたら奥社は手放して、午後を門前町と湯に使うほうが旅全体の収まりは良くなります。元日の午後は授与所も参道も混むので、下山は明るいうちに済ませておきたいところです。

  6. 夜

    同じ宿にもう一泊

    荷物はこの晩のうちにまとめ、翌日に使う切符と現金を分けておきます。高松地域に暴風警報が出た場合、栗林公園は臨時休園になると公式に案内されているので、差し替える先を寝る前にひとつ決めておいてください。

元日は、朝のうちに御本宮、明るくなってから奥社という順に組みます。 先に時間表の読み方を書いておきます。前年の時間表で奥社(厳魂神社)へ向かう奥社道の行は、12月31日の午前9時に開いてから元日の午後7時まで通しで開き、1月2日と3日が午前9時から午後5時半、4日以降が午前9時から午後4時半という書き方でした。御本宮の御扉や大門と同じ「通し」の記法なので、元日の未明に奥社道が閉まっていたとは読めません。午前9時からというのは正月以外の通常期の開門時刻で、夏はさらに早まります。 それでも朝いちばんを御本宮に充てるのは、開門時刻の制約ではなく、暗い山道を避けたいからです。御本宮から先は照明のない森の山道になります。そして初日の出は、境内の緑黛殿の大階段から見るという案内が公式に出ています。朝の居場所が公式に示されているのは御本宮の側で、山道は明るくなってから、という並びになります。

前年の案内によれば、元日の午前7時10分頃に境内の緑黛殿の大階段から初日の出が見られます。天気が良ければ、という条件つきです。初日の出を見て、そのまま御本宮へ入り、授与所で新年の授与品を受けるところまでが朝の仕事になります。前年は元日の午前0時から授与が始まる限定の品もあったので、数に限りのあるものが目当てなら、深夜の参拝と朝の参拝で意味が変わってきます。

御本宮での用が済み、山道が見えるだけ明るくなったら奥社へ。御本宮から先は森の中の山道になり、石段の数は合計で1368段です。往復2時間ほどを見ておくと無理がありません。登りきった断崖の社殿からは、琴平の町と讃岐平野が見渡せます。

判断材料は脚と時間です。前日に785段を登ったうえで、この日に残りの583段と山道を足す形になります。きついと感じたら奥社は手放して、午後を門前町と湯に使うほうが旅全体の収まりは良くなります。元日の午後は授与所も参道も混みます。混雑を抜ける時間を見込むなら、下山は明るいうちに済ませておきたいところです。

2日目の夜|同じ宿にもう一泊する

2泊目は宿を替えません。 最終日は移動しながら2か所に寄るので、朝の支度を短くできることに価値があります。荷物はこの晩のうちにまとめ、翌日に使う切符と現金を分けておくと、朝の駅で立ち止まらずに済みます。

この晩に天気を見ておくのも効きます。最終日は栗林公園を歩く時間が旅の締めになるため、雨か風かで組み替えの判断が変わります。高松地域に暴風警報が出た場合、栗林公園は臨時休園になると公式に案内されています。その場合に差し替える先を、寝る前にひとつ決めておいてください。

3日目|琴平から善通寺へ、多度津で乗り換えて栗林公園

  1. JR琴平駅から土讃線で北へ移動

    琴平から善通寺、多度津で乗り換えて高松という並びは、ほぼ一直線です。年末年始は休日ダイヤになりやすく、前年はJR四国が12月30日から1月3日、ことでんが12月30日から1月4日を休日と同じダイヤで走らせました。

  2. 善通寺駅に降りる

    善通寺は琴平から1駅、隣の駅です。前年に岡山と琴平を結んだ観光列車の時刻表では、琴平と善通寺の間が6分から7分の設定でした。

  3. 善通寺(第75番札所)

    弘法大師空海の生まれた地とされ、境内に入るための拝観料はいりません。金堂は午前7時から午後5時、納経所と金堂御守所は午前8時から午後5時まで。戒壇めぐりと宝物館は御影堂の中で受付をしていて、拝観は午前8時から午後5時、受付は午後4時半で終わり、大人700円・小人300円のセット扱いです。元日は修正会の日になります。

  4. 多度津駅で予讃線に乗り換え移動

    ここで乗り換えて高松へ向かいます。普通列車で短い距離だと考えておけば、朝の組み立てを誤りません。

  5. 高松駅に着く

    「ことでん・JRくるり~んきっぷ」は2026年10月1日発売分から大人2,300円・小児1,150円で、有効期間は1日。志度から高松、琴平までの区間で快速と普通列車の自由席が乗り降り自由、ことでんは電車全線が乗り降り自由ですが、特急とことでんバスには乗れません。

  6. 栗林公園を歩く

    1月の開園時間は午前7時から午後5時までで年中無休、入園料は大人500円・小人170円です(元日は無料)。園内に照明はなく、公式の案内でも日没の30分後にはとても暗くなるとされているので、遅くとも午後3時台には入っておきたいところです。東門のそばに30個、北門のそばに6個のコインロッカーがあり、料金は200円から400円です。

  7. 時刻は目安です。列車やバスのダイヤは改正で変わるため、出発前に各社の時刻表でお確かめください。

最終日は帰り道の線に沿って2か所に寄ります。琴平から善通寺、多度津で乗り換えて高松という並びは、ほぼ一直線です。 善通寺は琴平から1駅、隣の駅です。前年に岡山と琴平を結んだ観光列車の時刻表では、琴平と善通寺の間が6分から7分の設定でした。普通列車で短い距離だと考えておけば、朝の組み立てを誤りません。

善通寺は四国霊場第75番札所で、弘法大師空海の生まれた地とされています。境内に入るための拝観料はいりません。金堂は午前7時から午後5時まで、納経所と金堂御守所は午前8時から午後5時までです。 戒壇めぐりと宝物館は御影堂の中で受付をしていて、拝観は午前8時から午後5時、受付は午後4時半で終わります。拝観料は大人700円、小人(小中高生)300円で、戒壇めぐりと宝物館はセットの扱いです。休館日は設けられていませんが、展示替や保守点検、寺内行事で休むことがあるので、当日の告知だけは見てから入ってください。 境内では毎朝6時から御影堂で朝勤行が行われます。毎月1日と16日は午前10時から聖天堂で聖天御法楽があり、元日は修正会の日です。日程を1日ずらすと出会えるものが変わる寺でもあります。

高松に入ったら栗林公園へ。1月の開園時間は午前7時から午後5時までで、年中無休です。入園料は大人500円、小人170円。元日は入園料が無料になるので、日程を前にずらす人には覚えておく価値があります。 園内に照明はなく、公式の案内でも日没の30分後にはとても暗くなるとされています。1月に歩くなら、遅くとも午後3時台には入っておきたいところです。東門のそばに30個、北門のそばに6個のコインロッカーがあり、料金はサイズに応じて200円から400円です。帰りの荷物を預けてから歩けます。

切符の選び方も書いておきます。「ことでん・JRくるり~んきっぷ」は2026年10月1日発売分から大人2,300円、小児1,150円で、有効期間は1日です。JR四国は志度から高松、琴平までの区間で快速と普通列車の自由席が乗り降り自由、ことでんは電車全線が乗り降り自由になります。特急とことでんバスには乗れません。発売はJR四国のみどりの窓口やみどりの券売機プラス、チケットアプリなどで、ことでんの各駅での発売は2026年9月30日で終わっています。特急で時間を買う日なのか、普通列車で寄り道する日なのかで、損得が入れ替わる切符です。

初詣だからこそ気をつけたいこと

  • その年の時間表を必ず見る: 金刀比羅宮は大晦日から1月10日まで時間を延ばす形を取っています。何日が何時から何時までかは年ごとの告知で変わるので、前年の数字を当てにしないでください
  • 奥社道は通常期が午前9時から: 正月は時間を延ばす形が取られ、前年の時間表では大晦日の午前9時に開いてから元日の午後7時まで通しでした。閉まっているから登れないのではなく、照明のない山道だから暗いうちには組まない、という考え方です
  • 臨時列車も年ごとに決まる: 前年は元日に高松と琴平を結ぶ深夜の臨時普通列車が3本走り、観光列車が1月1日から3日に岡山と琴平を往復しました。同じ内容が繰り返される保証はありません
  • 年末年始は休日ダイヤになりやすい: 前年はJR四国が12月30日から1月3日、ことでんが12月30日から1月4日を休日と同じダイヤで走らせました。平日の本数を前提に乗り継ぎを組むと合わなくなります
  • 車は町の告知を先に読む: 金刀比羅宮に駐車場はありません。前年は12月31日から1月3日に臨時駐車場と交通規制がありました
  • 現金を少し多めに: 授与所や小さな店は現金のみのことがあり、三が日は銀行の窓口も閉まります
  • 足元の凍結を見込む: 1500段以上を上り下りします。石段の日陰は凍ることがあるので、滑りにくい靴とひと休みの余裕を

季節を変えて行くなら

  • 4月: 旧金毘羅大芝居(金丸座)で四国こんぴら歌舞伎大芝居が開かれます。第40回の日程と出演者は2026年10月に発表されました。公演期間の混み方は正月とは別種なので、宿は早めに
  • 夏(7月中旬から9月): 奥社道の開く時間が早まり、7月12日から9月30日は午前7時からになります。暑さは厳しいものの、1368段を朝の涼しさで片づけられるのはこの時期だけです
  • 1月中旬: 正月の行事はまだ続きます。前年は1月6日から25日に表参道275段目の広場で猿まわしの公演があり、1月10日の初十日祭、1月18日のとんど焼神事まで続きました。人出は三が日より落ち着きます
  • 秋: 空気が澄んで奥社からの展望がよく利きます。石段も歩きやすい気候で、正月の時間制限もありません

持ち物・服装メモ

  • この旅はほぼ石段対策です。かかとが安定して、濡れても気にならない靴を選んでください
  • 待ち時間が長くなる前提で、薄手の手袋と耳を覆えるものを。石段では手すりを使う場面があります
  • 上着は脱ぎ着しやすいものが向いています。785段を登ると冬でも汗をかき、止まると一気に冷えます
  • 飲み物は登る前に用意を。参道より上は自販機が減ります
  • 拝観料や初穂料は現金で納める場所が多いので、小銭と千円札をまとめて持っておくと受付が速くなります
  • 替えの靴下を1組。足元が濡れたあとの冷えは、その日の残りの判断を鈍らせます

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