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旅行
八幡平・安比高原1泊2日モデルコース|山のなかの白い湯に、夜と朝
公開: 2026-10-23 | #八幡平 #安比高原 #1泊2日 #温泉 #東北
八幡平に泊まる理由は松川温泉です。
山の中にある硫黄の湯で、白く濁っています。 集落ではなく、山のなかに宿が数軒あるだけです。
だから夜になると音がありません。 夜と朝の2回入れるのが、泊まる意味です。
まず、道が開いているかを確かめてください
このコースでいちばん重要な実務です。
八幡平アスピーテラインは冬季閉鎖されます。
- 例年4月に開通します。開通日は年によって変わります
- 開通後しばらくは、17:00から翌朝8:30まで夜間通行止めになります
冬から春先に行くと、そもそも道が通れません。
そして開通していても、夕方17時で閉まる期間があります。 宿に向かう時間を17時より前にする必要があります。
行く前に開通状況と通行時間を確かめてください。 これを知らずに行くと、宿に着けなくなります。
雪の回廊は5月中旬ごろまで
開通直後にしか見られないものがあります。
雪の回廊です。
除雪のときに道の両側へ雪を積み上げるので、 高い雪の壁のあいだを走ることになります。
例年5月中旬ごろまで見られます。
4月に開通したばかりの時期がいちばん壁が高く、 その後は融けて低くなっていきます。
開通直後の数週間だけ、この道はまったく別の風景になります。 ここを狙うなら、開通日の発表を待って宿を取ることになります。
1日目
- 11:00
盛岡から大更へ移動
盛岡から花輪線で40分前後。ここが八幡平への入口になります。
- 12:00
アスピーテラインを上がる移動
岩手県から秋田県へ約27kmを越える道です。冬季は閉鎖され、例年4月に開通します。
- 13:00
八幡平の山頂を歩く
高層湿原が広がる高原です。八幡沼のまわりに木道が通っていて、1時間ほどで回れます。
- 16:00
松川温泉の宿に入る移動
山の中にある硫黄の湯です。白く濁っていて、匂いがはっきりします。宿の数は限られます。
- 18:30
夜は岩手の山の料理
岩手は短角牛と山菜の産地です。山の宿なので川魚とそばが出ます。
2日目
- 07:30
朝に白い湯に入る
硫黄の湯は朝のうちがいちばん静かです。山の中なので鳥の声しか聞こえません。
- 10:00
安比高原へ移動
牧草地とブナの二次林が広がる高原です。冬はスキー場になります。
- 11:30
ブナの二次林を歩く
一度伐られてから育ち直した林です。だから木の太さがそろっていて、下に光が入ります。
- 13:30
高原で昼食と土産
岩手のそばと南部鉄器が土地のものです。
- 15:30
盛岡へ戻る移動
花輪線は本数が限られます。帰りの便は朝に決めておいてください。
- 時刻は目安です。列車やバスのダイヤは改正で変わるため、出発前に各社の時刻表でお確かめください。
八幡平の山頂は高層湿原
道を上がりきると八幡平の山頂です。
ここは尖った山頂ではありません。平らな高原です。 名前に「平」が付いているのはそのためです。
高層湿原が広がっていて、 八幡沼という池のまわりに木道が通っています。 1時間ほどで回れます。
高層湿原は、 標高の高いところで、枯れた植物が分解されずに積もってできた湿原です。 だから地面がスポンジのようになっています。
木道から外に出ないでください。 一度踏むと、植物が戻るのに何十年もかかります。
なぜ「アスピーテ」という名前なのか
道の名前にあるアスピーテは、楯状火山を指す言葉です。
溶岩が流れてできた、平らで広い形の火山という意味です。
八幡平はまさにその形をしています。 だから山頂が平らで、そこに湿原ができました。
名前が地形を説明している道路名です。
松川温泉で夜と朝に入る
1日目の夕方に入るのが松川温泉です。
山の中にある硫黄の湯で、 白く濁っていて、匂いがはっきりします。
集落ではありません。 山のなかに宿が数軒あるだけです。
だから夜が静かです。車の音も人の声もありません。
そして朝のうちがいちばん静かです。 鳥の声しか聞こえない状態で湯に入れます。
これが1泊する最大の見返りです。 日帰りだと、湯に入ってすぐ山を下りることになります。
硫黄の湯は銀製品が黒くなります。 指輪やネックレスは外して入ってください。
安比高原は植生が違う
2日目の後半が安比高原です。
牧草地と林が広がる高原で、冬はスキー場になります。
ここに来る意味は対比です。
前日に見た八幡平は高層湿原で、 木がほとんど生えていません。標高が高くて寒いからです。
安比高原は林があります。 標高が少し低いので、木が育ちます。
同じ「高原」でも、標高で植生が変わるということが、 2日続けて見ると分かります。
林のなかの道は、夏でも日陰で涼しいです。
花輪線は本数が限られます
実務の注意です。
JR花輪線は本数が限られます。 盛岡から大更まで40分ですが、1時間に何本もありません。
そして大更駅から八幡平への移動は車かバスです。 バスは季節運行のことがあります。
車があるほうが確実です。 公共交通で行くなら、2日目の帰りの便を朝のうちに決めてください。
岩手の山の料理
岩手は短角牛と山菜の産地です。
山の宿なので、川魚とそばが出ます。 春は山菜、秋はきのこの季節になります。
土産はそばの乾麺と南部鉄器が土地のものです。 鉄瓶は重いので、小物のほうが持ち帰りやすいです。
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宿は松川温泉か安比か
この一帯の宿は性格が2つに分かれます。
- 松川温泉: 山のなかに数軒だけ。硫黄の湯と静けさが目的
- 安比高原: リゾートの宿。設備が整っていて家族向け
この行程は松川温泉に泊まる前提です。 夜と朝の静けさがこの旅の中身だからです。
数が限られるので早めに取ってください。 山の中なので、当日に宿を探すことはできません。

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服装と持ち物
- 八幡平の木道を歩きます。歩けるきれいめスニーカーで
- 山頂は平地より10度近く気温が低いことがあります。上着を1枚多めに
- 湿原は日陰がありません。帽子と日焼け対策を
- 硫黄の湯に入るので、銀の指輪やネックレスは外してください
- 山の宿なので、夜は冷えます。羽織りものを
- 雪の回廊の時期は、まだ冬の装備が必要です