ソウルの北村(プクチョン)は景福宮・昌徳宮・宗廟のあいだに韓屋(伝統家屋)が集まる住宅地です。北村路11ギル一帯の約3万4,000㎡は、鍾路区が「レッドゾーン」に指定し17時〜翌朝10時の間は観光客の立ち入りが禁止されています(2025年3月1日から違反すると過料10万ウォン)。これに加え、隣接する仁寺洞(インサドン)では伝統工芸品・茶屋・ギャラリーが並びます。この記事では1泊2日のプランをまとめました。
重要な時間制限
| 時刻 | 内容 |
|---|---|
| 10:00 | 北村レッドゾーンに観光客が入れる |
| 16:00 | 景福宮の入場締め切り(11〜2月) |
| 16:30 | 昌徳宮の入場締め切り(11〜1月) |
| 17:00 | 北村レッドゾーンの観光終了・景福宮閉門 |
| 17:13〜34 | 日の入り(11〜12月のソウル) |
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象エリア | ソウル安国・北村・仁寺洞エリア |
| 推奨日数 | 1泊2日 |
| 最寄り駅 | 安国駅(3号線)、景福宮駅(3号線) |
| 概算予算 | 1人55,000〜110,000円(航空券・宿泊込) |
スケジュール概要
DAY 1 — 景福宮・北村・仁寺洞
- 仁川空港から地下鉄3号線(景福宮方面)へ移動
- 景福宮(キョンボックン)訪問。朝鮮王朝の正宮で、5代古宮の中で最大規模。入場料は有料。9:00〜16:00(11〜2月)が入場時間
- 景福宮の正門・光化門から安国駅方面へ歩き、韓服着付けレンタル店(경복궁 근처の複数店舗)でチマチョゴリ(韓服)を着て記念撮影。景福宮・北村への入場は韓服着用で無料になります
- 北村8景のうちレッドゾーン外の撮影スポット(北村路ガイドマップで確認)を散策。10:00〜17:00の間に訪問します
- 夜は仁寺洞(インサドン)の伝統茶屋「귀천(帰天)」や「SSAMZIEGIL(쌈지길)」内のカフェで韓方茶
DAY 2 — 昌徳宮・益善洞
- 朝9:00に昌徳宮(チャンドックン)の当日券を購入(後苑〔秘苑〕の予約券は人気)
- 昌徳宮見学後、近隣の益善洞(イクソンドン)へ。1930年代の韓屋をリノベーションしたカフェや雑貨店が並ぶエリアで、北村のような観光規制はありません
- 仁寺洞でマンジョン(만정)やナビン(나빈)など韓国伝統工芸品のショッピング
- 通仁市場(トンインシジャン)で通仁弁当(コイン型のオルチョンを使って惣菜を選ぶ)
- 空港バスまたは地下鉄で帰国便へ
主要スポット
景福宮(キョンボックン)
1395年(朝鮮王朝創設3年)に建設された正宮。勤政殿(ウングジョンジョン)など主要建物を見学できます。毎正時に衛兵交代式(수문장 교대의식)があります。景福宮駅5番出口から徒歩3分。
昌徳宮(チャンドックン)
1405年創建、UNESCO世界文化遺産(1997年登録)。後苑(秘苑)は定時ガイドツアーのみ入場可。日本語ツアーは事前予約が必要です。安国駅3番出口から徒歩5分。
仁寺洞(インサドン)
骨董品・伝統工芸・お土産・画廊が集まる伝統文化の通り。SSAMZIEGIL(쌈지길)は韓国工芸品の集合施設で、奥まった通路に個性的なショップが並びます。安国駅6番出口から徒歩3分。
宿泊
北村・仁寺洞エリアでは韓屋(韓国伝統家屋)の宿に泊まることもできます。景福宮・昌徳宮の朝9時開館前から行けるのが大きなメリットです。
プクチョン・ビングァン by ラッコジェ
- 場所 安国駅から徒歩圏内の北村エリアにある韓屋ゲストハウス。ラッコジェが運営する韓屋宿泊施設
- 特徴 伝統的なオンドル(床暖房)の部屋。景福宮・昌徳宮の開門時刻に合わせて朝の散策が可能
- 注意 北村のレッドゾーン規制(17〜10時の観光禁止)に近いエリアのため、夜の外出ルートを確認してください
いちばん安い部屋: Gununbang
1室1泊 ¥63,511〜(税・サービス料別)
朝食付きWi-Fi無料
- 場所 仁寺洞・景福宮エリアにある韓屋スタイルのブティックホテル
- 特徴 伝統建築を活かした客室設計。景福宮まで徒歩圏内
- 向く人 仁寺洞散策の拠点として、伝統文化の雰囲気の中に泊まりたい人
いちばん安い部屋: ツインルーム 共用バスルーム
1室1泊 ¥19,335〜(税・サービス料別)
Wi-Fi無料
- 場所 鍾路エリアのギャラリーを併設した韓屋ホテル
- 特徴 アートギャラリーと韓屋宿泊施設が一体化した施設。伝統と現代アートを組み合わせた空間
- 向く人 韓国アートに関心があり、伝統建築のホテルに泊まりたい人
いちばん安い部屋: ハウド
1室1泊 ¥90,131〜(税・サービス料別)
Wi-Fi無料
実用メモ
- 北村レッドゾーン(北村路11ギル一帯)は17時〜翌10時は観光客立入禁止。宿泊客は予約確認書の提示で出入りできます
- 景福宮・昌徳宮への入場は韓服着用で無料。着付けレンタルは景福宮北門周辺に多数あります


