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旅行
佐賀・古湯温泉1泊2日モデルコース|1本の川が、山の湯と平野をつないでいる
公開: 2026-10-23 | #佐賀 #古湯温泉 #1泊2日 #観光 #九州
古湯温泉に泊まる理由は川の音です。
佐賀市の北、山あいにある温泉地です。
市街から車で40分ほど入ります。
朝は川の音だけになります。
1日目
- 11:00
佐賀駅に着く移動
博多から特急で40分前後。佐賀平野の中心にある街です。
- 11:40
佐賀城本丸歴史館に入る移動
天保期の佐賀城本丸御殿を一部復元した施設です。「幕末維新期の佐賀」を体験型の展示で紹介しています。
- 13:00
御座間を見る
藩主の鍋島直正の居間だった部屋です。畳の広間がそのまま復元されています。
- 15:00
嘉瀬川のバルーン会場を見る移動
佐賀はバルーンの街です。嘉瀬川の河川敷が会場になります。
- 17:00
古湯温泉の宿に入る移動
佐賀市の北、山あいにある温泉地です。市街から車で40分ほど入ります。
- 19:00
夜は佐賀の料理
佐賀は米と海苔、佐賀牛の産地です。有明海のものも入ります。
2日目
- 07:30
朝に古湯の湯に入る
山あいの温泉地です。朝は川の音だけになります。
- 10:00
山あいの道を歩く
古湯は嘉瀬川の上流にあります。この川が平野を通って有明海に出ます。
- 12:00
佐賀の街へ戻る移動
車で40分ほどです。平野に出ると、水田が広がります。
- 13:30
昼食と土産
佐賀の丸ぼうろと佐賀海苔が土地のものです。
- 15:00
佐賀駅から帰る移動
博多まで特急で40分前後です。
- 時刻は目安です。列車やバスのダイヤは改正で変わるため、出発前に各社の時刻表でお確かめください。
佐賀城本丸歴史館は御殿を一部復元した
佐賀城本丸歴史館は、 天保期の佐賀城本丸御殿を一部復元した施設です。
そして、 「幕末維新期の佐賀」の歴史を、体験型の展示で紹介しています。
ここが珍しい点です。
復元したのは天守ではありません。御殿です。
城を復元するとき、ふつうは天守を建てます。 天守は象徴なので、見栄えがします。
佐賀城は御殿を復元しました。
天守ではなく御殿を選んだ意味
御殿は政務と生活の場です。
藩の仕事をしていた場所です。
天守は戦のための建物ですが、平時には使われません。
つまり御殿のほうが、実際に使われていた建物です。
だから復元すると、藩の仕事の様子が分かります。
広い畳の部屋がつながっていて、 どこで何をしていたかが見えます。
これは天守を復元しても分からないことです。
御座間は藩主の居間
御殿のなかで見るべきものがあります。
御座間です。
ここは藩主の鍋島直正の居間だった部屋です。
畳の広間がそのまま復元されています。
座ってみると分かりますが、広いです。
そして何も置かれていません。
これが当時の形です。 部屋に物を置かず、必要なときに持ってくるという使い方でした。
幕末維新期の佐賀とは
展示の中心が幕末維新期の佐賀です。
佐賀藩は、 幕末に日本でもっとも技術が進んでいた藩の1つでした。
鍋島直正は反射炉を作り、大砲を鋳造し、蒸気船を研究させました。
つまり西洋の技術を早く取り入れた藩です。
そして明治になって多くの人材を出しました。
御座間に座ってから展示を見ると、 この部屋で技術導入の判断がされていたということになります。
何も置かれていない広間で、 西洋の技術を入れるかどうかが決まった。
そう思って座ると、部屋の意味が変わります。
嘉瀬川のバルーン会場
1日目の午後に向かう嘉瀬川の河川敷は、 バルーンの会場です。
佐賀はバルーンの街です。
佐賀バルーンミュージアムもあります。
なぜ佐賀でバルーンなのか。
理由は佐賀平野です。
- 平らで広い
- 障害物が少ない
- 朝に風が安定する
熱気球は風に乗って飛びます。 自分で進む方向を選べません。
だから広くて平らな土地が必要です。
佐賀平野がその条件に合っていたということです。
地形が競技の場所を決めたという形です。
技術の藩がバルーンの街になった
ここに1つの流れが見えます。
佐賀藩は幕末に西洋の技術を入れた藩でした。
そしていまはバルーンの街です。
直接のつながりはありません。
ただ、 新しいものを入れることに積極的な土地だったとも言えます。
反射炉と蒸気船を研究した藩が、 いまは熱気球を飛ばしている。
本丸歴史館からバルーン会場へという順で見ると、 この重なりが見えます。
古湯温泉は山あいにある
1日目の夕方に向かう古湯温泉は、 佐賀市の北、山あいにある温泉地です。
市街から車で40分ほど入ります。
ここで気づくことがあります。
同じ佐賀市のなかに、平野と山があるということです。
- 南: 佐賀平野と有明海
- 北: 山と温泉
車で40分でこれが入れ替わります。
平野と山をつなぐのは川です
ここが2日目の軸です。
古湯は嘉瀬川の上流にあります。
そしてバルーンの会場は、同じ嘉瀬川の下流です。
つまり1本の川が、山の温泉と平野の河川敷をつないでいます。
- 山に雨が降る
- 嘉瀬川になって流れる
- 平野を作り、米を育てる
- その平野でバルーンが飛ぶ
- そして有明海に出る
山から海まで、1本の川でつながっているということです。
2日目の朝に古湯で川の音を聞いて、 そのあと川に沿って平野へ下る。
同じ水をたどることになります。
朝の湯に入ってください
2日目の朝7時半に湯に入るようにしてあります。
山あいの温泉地なので、 朝は川の音だけになります。
車の音も人の声もありません。
そして朝の湯は落ち着いています。
日帰りだと、湯に入ってすぐ帰ることになります。 朝に入れるのが泊まる理由です。
平野に出ると水田が広がる
2日目に山を下りると、 平野に水田が広がります。
佐賀平野は米の産地です。
そして有明海の干拓で広げられた土地もあります。
山から下りてくると、 地形が切り替わるのがはっきり分かります。
- 山: 傾斜があり、川が速い
- 平野: 平らで、水路が張りめぐっている
佐賀平野には水路が多いです。 これは水田のために作られたものです。
川の水を引いて、田に配る。 平野が人の手で作られているということです。
バスの本数が限られます
実務の注意です。
古湯温泉から佐賀駅へのバスは本数が限られます。
山あいの路線なので、都市のバスのようには来ません。
車があるほうが確実です。
2日目の帰りの便は朝に決めてください。
佐賀の料理と丸ぼうろ
佐賀は米と海苔、佐賀牛の産地です。
有明海のものも入ります。 むつごろうやわらすぼなど、独特の魚がいます。
丸ぼうろは佐賀の菓子です。 平たくて丸い焼き菓子で、ポルトガルから伝わった製法が元とされます。
これも外から来た技術です。 佐賀は外のものを取り入れてきた土地だということです。
佐賀海苔は有明海のものです。
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宿は古湯温泉を選ぶ
この一帯の宿は性格が2つに分かれます。
- 古湯温泉: 山あいの温泉地。朝の川の音と湯が目的
- 佐賀の街: 駅の周り。交通が楽で、食べる場所が多い
この行程は古湯温泉に泊まる前提です。
朝の川の音がこの旅の目的だからです。
街に泊まると、 朝に車で40分山へ入ることになります。
※料金は取得時点の最低料金の目安です。プラン・日程により変わります。
服装と持ち物
- 本丸歴史館は靴を脱いで上がります。脱ぎ履きしやすい靴で
- 御殿の畳の上を歩きます。歩けるきれいめスニーカーで
- 河川敷は風が通ります。羽織りものを1枚
- 古湯は山あいなので、市街より気温が低いです。1枚多めに
- 朝の川沿いは冷えます


