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九份に泊まる|夜の灯りと朝の石段、老街の時間と歩いて行ける宿5軒

公開: 2026-11-02 更新: 2026-11-02 | #九份 #台湾 #海外旅行 #宿選び

九份の目抜き通りの基山街を、台湾の交通部観光署は「絶えず観光客でにぎわっています」と紹介しています。新北市政府観光旅遊局のサイトが載せる九份老街の時間は、月〜木曜が8時〜19時、金〜日曜が8時〜22時です(2026年11月時点)。11〜12月の日没は17時過ぎなので、月〜木曜は暗くなってから老街の時間が終わるまで2時間足らずです。観光署は、九份に泊まって夜空と海の漁火をゆっくり見ることを勧めています。泊まれば、夜の灯りと、店が開く前の朝の両方を歩けます。

台北の宿は台北のホテル選び、冬の気温と服装は台北の冬旅にまとめています。

九份の時間割

11〜12月の1日を、公的機関が出している時刻で並べました(2026年11月時点)。

時刻九份で起きること
6:01〜6:38日の出(11〜12月、新北市)
8:00九份老街の時間が始まる(店の多くが開くのは10時半ごろ)
9:30昇平戯院が開く
17:00昇平戯院が閉まる(平日。土日は18:00)
17:04〜17:15日没(11〜12月、新北市)
19:00九份老街の時間が終わる(月〜木)
22:00九份老街の時間が終わる(金〜日)
  • 日の出と日没: 交通部中央気象署の2026年の新北市の時刻表です。日没がいちばん早いのは11月下旬〜12月上旬の17:04です
  • 老街の時間: 新北市の観光サイトの掲載です。店ごとの営業時間は別なので、目当ての店があれば確かめます
  • 昇平戯院: 1960年代の映画館の姿に戻した建物で、新北市立黄金博物館が運営しています。毎月第1月曜は休館で(祝日なら開館)、2026年12月は7日です。旧正月の大晦日と元日、選挙の日も休館です
  • 夜: 観光署は、夜になると海に漁火が点々と見え、山の町の夜の静けさが際立つと書いています。ただし漁火の盛りは、集魚灯を使うヤリイカ漁の6〜9月です(農業部)。冬は少ない夜もあります
  • 冬の天気: 観光署によると、冬は雨が続き、石段を滝のように水が流れ、霧に包まれる日もあります。濡れた石段を歩く靴は歩く旅の靴へ

九份に泊まる理由

夜の灯りと漁火

観光署の日本語ページは、九份には宿があるので、時間が許すなら泊まって「美しい夜空や漁り火見物」をゆっくり楽しむよう勧めています。新北市の観光パンフレットも、石段を上ると家々の灯りがきらめき、夜が更けるほど美しいと書いています。月〜木曜に老街の時間が19時で終わっても、泊まっていれば灯りの中を歩いて宿へ戻れます。

店が開く前の朝

11〜12月の日の出は6時台です。観光署は、日の出や湧き上がる雲も九份の眺めに挙げ、雲や霧がなければ海が青く晴れ渡り、重なる波まで遠くに見えると書いています。九份小学校と九份派出所を結ぶ300段あまりの石段、豎崎路も、店の多くが開く10時半ごろ(宿の案内)より前なら、人の少ない姿で歩けます。

晩秋のススキと頌徳公園

観光署によると、晩秋の九份では東北の季節風にススキの穂が揺れ、頌徳公園の上のあずまやなどで見られます。新北市のパンフレットでは、頌徳公園は輕便路から豎崎路を越えて歩いて約10分で、あずまやから瑞濱湾の全景を見下ろせます。泊まれば、雨や霧の時間をやり過ごして、晴れた時間に出直せます。

九份で泊まるなら

九份の中か、老街まで歩ける5軒です。どれも交通部観光署の「台湾旅宿網」に、新北市の民宿として登録されています。書いたのは各宿の公式サイトと旅宿網の記載だけで、料金と口コミの点数は載せていません(2026年11月時点)。

宿住所老街から(公式の案内)
九重町客桟基山街29号老街に入って最初の角
九份山経基山街204号徒歩3分
九份海論崙頂路59号「老街から遠くない」
九份山嶼海汽車路80号老街の入口まで徒歩約4分
途中九份烏勢巷23号老街の入口から徒歩1分

台湾の宿は2025年1月1日から、歯ブラシなど使い捨てのアメニティを自分からは出していません。求めれば出す宿もありますが、無料とは限りません(旅宿網の案内)。持ち物は旅の持ち物へ。

九重町客桟(九重町客棧)

  • 場所: 基山街29号。バスを降りて老街に入ると、最初の角に見えると案内しています。老街の入口はコンビニの隣です
  • 宿の特徴: 1970年代の懐かしさをテーマにした、食堂つきの宿です。食堂は2014年に新北市の特色レストランに選ばれています
  • 時間: チェックインは15時から、チェックアウトは11時まで
  • 向く人: 老街の入口すぐに泊まって、夜まで歩きたい人
  • 注意: 門限は午前1時なので、それまでに着きます。ペットは連れて行けません
九重町客棧

九重町客棧

写真: Agoda

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九份山経(九份山經)

  • 場所: 基山街204号。公式サイトは、九份老街まで徒歩3分と案内しています
  • 客室: 8タイプのうち5タイプが海の見える部屋で、4人部屋の2タイプには浴槽があります。公式サイトは、湯船から基隆嶼と太平洋の日の出が見えると書いています
  • 入り方: スマートフォンで自分でチェックインします。チェックインは16時から、チェックアウトは11時まで。早いチェックインはできず、荷物は当日12時から預けられます
  • 向く人: 海を見ながら湯船に入りたい人
  • 注意: 朝食はありません。「標準雙人房-無窗」は窓のない部屋です
九份山經

九份山經

写真: Agoda

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九份海論(九份海論 Ocean Theory)

  • 場所: 崙頂路59号。公式サイトは、九份の山の中腹にあり、老街から遠くないが喧騒の外にあると案内しています。聖明宮の駐車場まで約230m(徒歩5分以内)です
  • 客室: どの部屋も、九份で掘られた9種の鉱石(自然金・黄鉄鉱など)のどれかにちなんでいます。最上階の海の見える4人部屋は、1晩1組だけです
  • 夜の案内: 毎晩19:45から、金鉱の坑道を歩いて案内します(当日12〜17時に宿の受付で申し込み)。宿泊者以外も参加できますが、終わりは23時〜23時半ごろなので、宿は九份に泊まるよう勧めています
  • 向く人: 老街のにぎわいから少し離れて泊まり、夜の案内にも出たい人
  • 注意: 海が見えるのは一部の部屋だけです。聖明宮の駐車場は19時に閉まり、翌朝まで車を出せません
九份海論

九份海論

写真: Agoda

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九份山嶼海(九份山嶼海民宿)

  • 場所: 汽車路80号。バス停「九份代天府」(老街の入口の一つ手前)から徒歩約1分、老街の入口まで徒歩約4分です
  • 眺め: どの階からも海が見え、屋上に360度の展望台があります。全室に冷暖房があり、一部の部屋にはキャンプ用のテントや浴槽があります
  • 朝食: 公式サイトによると九份にはコンビニのほかに朝食の店がなく、申し込むと宿の人が瑞芳の店で買い、翌朝8時までに部屋の前へ届けます
  • 向く人: 家族や、6〜30人のグループ。車で行く人(専用の駐車スペースが2台分、予約制)
  • 注意: 室内は全面禁煙です。朝食はチェックインの日に申し込みます
九份山嶼海

九份山嶼海

写真: Agoda

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途中九份(途中.九份國際青年旅舍)

  • 場所: 烏勢巷23号。基山街から入った路地にあり、老街の入口から徒歩1分です
  • 宿の特徴: 2014年1月1日に開業した、九份で最初のユースホステルです
  • 部屋: 相部屋です(男女混合。女性だけの部屋になる日もあります)
  • 向く人: 一人旅で、費用を抑えて九份の夜と朝を過ごしたい人
  • 注意: 個室ではなく相部屋です
途中・九份国際青年旅舎

途中・九份国際青年旅舎

写真: Agoda

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九份の食べもの

新北市の観光サイトは、九份の定番の小吃として芋圓・肉圓・草仔粿を挙げています。

  • 芋圓: 観光署は、タロイモやサツマイモで作った団子「芋圓・蕃薯圓」を九份の名物としています。新北市のパンフレットによると、蒸す・混ぜる・丸める・こねるなど16の工程を経る手作りです。持ち帰っても、熱湯でゆでて砂糖などをかければ家で食べられます
  • 草仔粿: ハハコグサ(鼠麴草)を練り込んだ深緑の皮で、細切りの大根を包んだ伝統の小吃です。塩気と甘みを一緒に味わえ、パンフレットはお土産にも勧めています
  • 茶館の茶と茶菓子: 新北市の観光サイトは、人混みを離れて休むなら茶館でお茶と茶菓子を、と勧めています。パンフレットは、大きな赤い提灯を下げた茶館の小道を紹介しています
  • 瑞芳駅前の龍鳳腿: 瑞芳区の特産で、パンフレットは乗り換えの瑞芳駅前の広場の屋台を挙げています。エビ(龍)と鶏肉(鳳)のひき肉にキャベツ・ニンジン・クワイ・タマネギを混ぜ、豚の網脂で包んで揚げます

九份へのアクセス

九份に鉄道の駅はありません。台北からは台鉄の瑞芳駅でバスに乗り換えるか、九份を通る直通バスで行きます。時刻表はこの記事に載せていません。乗る日の時刻は、運行会社の案内で確かめてください。

行き方乗る場所主な路線
台鉄とバス瑞芳駅前の「区民広場」(瑞芳警察署の隣)788(基隆客運)など
台鉄と観光シャトル瑞芳駅台湾好行856(黄金福隆線)
直通バスMRT忠孝復興駅1062(基隆客運)
直通バス板橋、MRT北門駅965
  • 台鉄: 台北から宜蘭・花蓮方面の列車で瑞芳駅へ。駅を出て左へ、明燈路沿いの区民広場から乗ります
  • 台湾好行856: 瑞芳駅→九份派出所→九份老街→金瓜石(黄金博物館)の順に停まります
  • 1062・965・788: どれも九份を通って金瓜石まで行きます
  • 降りる停留所: 老街の入口は「九份老街」です。九份山経と九份海論は、大きな荷物があれば「代天府」で降りるよう勧めています(山経は、そのほうが道がなだらかだと案内)

夜の灯りから朝の石段まで、九份の時間は泊まった人の分だけ長くなります。

出典

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